三川内焼 辰砂 酒器揃 磁器《五光窯/藤本江里子》
29,700円(税込)
辰砂(しんしゃ)の手付酒器+三段盃のセットです。
洗練されたこだわりの造形に、辰砂の深紅が煌めく逸品です。
白磁釉の中に銅を含ませ、紅色に発色させる技法を「辰砂(しんしゃ)」と呼びます。日本画の深い紅色と同じ呼称です。
また「釉裏紅(ゆうりこう)」は、辰砂と同様に銅を用い、下絵の具として紋様を描きます。
辰砂と釉裏紅はともに発色が難しく、安定して鮮やかな紅色を呈するのは至難の技とされています。
さらに、紅色の中に紋様を白く描き抜いた「辰砂釉裏白」や青花(染付)と釉裏紅を用い、青と紅で同時に紋様を描く「青花釉裏紅」は、磁器絵付では最も発色が難しい技法とされています。
高級感のある特注桐箱が付属いたします。大切な方へのお祝い・プレゼントとして、またお正月の一年の無病息災と長寿を願う屠蘇器としてもおすすめいたします。
■三川内焼について
三川内焼は江戸時代後期、(1750〜1830)に、超絶技巧の磁器として高く評価されていました。染付、赤絵、置きあげ、彫、ひねりもの等、何一つとして後れをとる技術はなく、とりわけ磁器の土への造詣は、他産地の追随を許しませんでした。
現代では、染付唐子の産地として有名ですが、藩窯当時は西洋向けの輸出に力を入れていたので、むしろ赤絵(有田風ではなく西洋絵具を用いた作品)の金襴手二度焼きに代表される技法などが発展しています。(明治初期の有田香蘭社の金襴二度焼きは、殆ど三川内の森利喜松氏の手によるものです)
またデコラティブな造詣は西洋で高い評価を受け、明治政府の重鎮、納富介次郎も三川内の「置き上げ技法」を「セーブルやミントンより先鞭とす」と述べています。三川内が「染付・唐子のみの産地ではないということを知っていただけると幸いです。
洗練されたこだわりの造形に、辰砂の深紅が煌めく逸品です。
白磁釉の中に銅を含ませ、紅色に発色させる技法を「辰砂(しんしゃ)」と呼びます。日本画の深い紅色と同じ呼称です。
また「釉裏紅(ゆうりこう)」は、辰砂と同様に銅を用い、下絵の具として紋様を描きます。
辰砂と釉裏紅はともに発色が難しく、安定して鮮やかな紅色を呈するのは至難の技とされています。
さらに、紅色の中に紋様を白く描き抜いた「辰砂釉裏白」や青花(染付)と釉裏紅を用い、青と紅で同時に紋様を描く「青花釉裏紅」は、磁器絵付では最も発色が難しい技法とされています。
高級感のある特注桐箱が付属いたします。大切な方へのお祝い・プレゼントとして、またお正月の一年の無病息災と長寿を願う屠蘇器としてもおすすめいたします。
サイズ(約) | 手付酒器:縦 約16cm×横 約19cm(注ぎ口含む)×高さ 約13cm 盃:<大>直径 約10cm×高さ約3.9cm <中>直径 約9cm×高さ約3.3cm <小>直径 約8cm×高さ約2.9cm 箱:縦 約33cm×横 約17.5cm×高さ 約16.7cm |
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■三川内焼について
三川内焼は江戸時代後期、(1750〜1830)に、超絶技巧の磁器として高く評価されていました。染付、赤絵、置きあげ、彫、ひねりもの等、何一つとして後れをとる技術はなく、とりわけ磁器の土への造詣は、他産地の追随を許しませんでした。
現代では、染付唐子の産地として有名ですが、藩窯当時は西洋向けの輸出に力を入れていたので、むしろ赤絵(有田風ではなく西洋絵具を用いた作品)の金襴手二度焼きに代表される技法などが発展しています。(明治初期の有田香蘭社の金襴二度焼きは、殆ど三川内の森利喜松氏の手によるものです)
またデコラティブな造詣は西洋で高い評価を受け、明治政府の重鎮、納富介次郎も三川内の「置き上げ技法」を「セーブルやミントンより先鞭とす」と述べています。三川内が「染付・唐子のみの産地ではないということを知っていただけると幸いです。